映画『ケアニン~あなたでよかった~』を観た感想。

こんにちは。blossom整骨院院長の川下です。気付けばもう12月となり、朝晩の冷えが厳しいものとなってきました。皆様、体調など崩されていませんか?コロナウイルスの再拡大に加え、風邪やインフルエンザにもかかりやすいこの季節、栄養と水分をしっかり補給して、適度な運動、休息を心がけて免疫力を上げていきましょう!皆様が(私も含めて)無事に新年を迎えられるよう、心よりお祈りしております!

昨日、上司より「研修にも使ったし、凄くおすすめだから観てみて!」と1本のDVDをお借りしました。タイトルは『ケアニン~あなたでよかった~』パッケージを見ただけで、「あ、これ観たら私絶対泣く」と確信。帰宅後、全ての事を済ませ寝る前に視聴しました。

結果から言いますと、やっぱり泣きました。

なんとなく福祉の専門学校を卒業した21歳の男の子が主人公の話でした。地域に開かれた小さな介護施設に就職し日々奮闘する中、仕事帰りに偶然助けた70代の女性が、認知症の症状が出たため要介護認定を受けることになるところから話は始まります。

やがて女性は主人公の働く介護施設に入所し、なんと主人公が担当を受け持つことになります。

介護の仕事は自分には向いていないのかと悩む主人公や、実の母親が自分の事を忘れてしまったことを受け入れられない家族、葛藤を抱えながらも毎日笑顔で利用者様に接する先輩たち。介護の現場で一度でも働いた経験のある人ならば、登場人物それぞれの気持ちがなんとなく理解できるため、少し胸が苦しくなったり、共感する部分の多い映画だったのではないでしょうか。

私も今年の2月まで、3年間デイサービスにて勤務させていただきました。その経験を経て強く感じたことは、「認知症や障害のあるなしは関係ない、人間はみんなおんなじなんだ。」という事でした。

認知症や障害があったって、美味しいものを食べたら幸せになるし、お風呂にゆっくり入ったら気持ちいい。外にドライブに出掛けて、景色を観たら感動する。私の名前は忘れても、顔はちゃんと覚えてくださっている。冗談を言って大声で笑いあったりもするし、恋の話もしたりする。認知症や障害があったって、全然特別じゃない。みんな、おんなじ。

デイサービスに勤務させていただいていた3年間、そんな「特別じゃない、あたりまえの時間」を私は利用者様と一緒に過ごさせていただきました。本当にそれは、私にとって幸せな時間でした。もちろんこの映画の主人公のように、悩みや葛藤を抱えることもありました。「感情」や「思い入れ」を全部なくして仕事が出来たら、どんなに楽だろう…。と思ったこともありました。しかしその悩みや葛藤は、「自分以外の誰かの事を真剣に思った結果、生まれるもの」であり、私がもし本当に「感情」や「思い入れ」を全てなくして仕事をしていたら、この3年間のことを「幸せでした」とは決して思わないし、言えないと思います。

「思いを持って仕事をする」言葉にしてみると簡単ですが、その「思い」とは、誰かから持てと言われて持てるものじゃない。繰り返される日々と仕事との関わりの中で、自然に湧き上がるもの。しっかりと仕事に向き合うと、その分思いも増えていく。でもその思いはきっと誰かを、そして何より自分自身を幸せにする。

この映画も、実に爽やかで幸せなラストシーンを迎えました。寝る前に一気に観て、きれいな涙を流して、すっきりした気持ちで眠りにつきました。

翌日、浮腫んだ顔をマスクで隠して出勤する私の姿が…!

『ケアニン~あなたでよかった~』介護の現場で働いている人、そうでない人にも皆に観て欲しい映画でした。

どんな人にも、いつかは最期の時がやってくる。最期まで自分らしく人生を生きたい、そして周りの人もそうであって欲しい。そう思えるいい映画でした。おすすめしてくださった上司に感謝です。

 

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